余白とは、意図しないところから生まれる。
こんにちは。
たじカフェのたじーです。
たじカフェという場を育んでいくなかで
この忙しなく、色んな役割(=責任)をもった多様な時代にこそ、日常のほんのひとときに『意図をしない時間』をもつことがとても大切だと感じています。
本日は、この『意図をしないこと』について綴っていきたいと思います。
いまの時代は、たくさんの「意図」で溢れている
何かをはじめるときに、ついつい自分から、ときに周りの人から「それは何のためにやるの?」「それをやることでどんな意味があるの?」という『意図』を問われることがある。
何かを選ぶときにも、前もって『意図』を考える。まるで、意図が明確でないとはじめてはいけないというような空気も感じることすらある。
本人が気づいているいないに関わらず、私たちは日々色んな『意図』に囲まれ、そこから無意識に自分の選択基準に影響を受けているのではないだろうか。
ちなみに私は、「意図すること=悪』ということを言いたいわけでも、肯定否定したいわけでもない。
なぜなら、『意図すること』にも本領を発揮できる場所があり、私だって明確に「ココを目指すぞ」「このためにやるぞ」という意図をもって何かコトを進めることはあるから。
だけどそれと同時に、こんなことも思うんです。
後から振り返ったときに「転換期(人生が大きく動き出した出来事)」と呼ばれるものの、本当のはじまりを考えてみると大抵言葉にできない感覚からはじまったのではないかなって。
「なんか気になったから」「なんかふと目に入って」
「なんかふと会いたくなったから」「なんかいいなと思って」
そんな本人ですらも明確な目的や意味がわからないような感覚からはじまり、その一歩が次の一歩を教えてくれて、その先に色んな出会いや体験があり、その結果、転換期になったのではないかなって。
私は意図する選択肢だけではなくて、意図しないという選択肢、どちらも選べる自分であれたら素敵だなと思うんです。
どちらも選べることで何かを決めるときにもこれまでの常識や経験に縛られずに直観やチャンスの流れを掴んでいける。変に過去の成功失敗体験に縛られずに、目の前の必要な変化をできるフラットな自分で在れる。
それがもっと自分らしい、よろこびある人生へと教えてくれてくれる。自分らしくなろうとせずとも、自然と出会わせてくれると思うんです。
意図しない時間から生まれるものを
一緒に体験できる場所
ただ、日々色んなやりたいことややるべきこと、役割や立場による責任を持っている人にとって意図しない時間を選ぶのは一見とても非効率で、ストレスで、大変なこともわかっているつもりです。
なぜなら、私自身が元々そうだったから。
特別な理由がないと休むこと・立ち止まることもできず、自分の価値を見出すために目標達成に傾倒し、そのためにとにかく色んな人に出会い、色んな本やセミナーで知識を増やし、ついつい頑張りすぎて考えすぎてガス欠を起こしてしまうのが私でした。笑
そう考えてみると、「自分に余白をつくる」というたじカフェのコンセプトは、私自身が最も必要だったのかもしれないな、と最近は思います。
この場があることで日々起こる出来事や、自分と他者とのバランスをうまく取れて、動き続けていたら決して気づけなかった、他の誰かではなく自分が大切にしたいことを思い出せたり、不要なことが見えて削ぎ落とす決断ができたり、その結果心身健やかに、軽やかに変化を楽しめるような自分になっていきました。
だからこそ、私と同じように真面目でつい頑張りすぎてしまう人、もっと自分を生かして楽しいものにしたいと願う人たちが、このたじカフェという場を通じて『意図しない時間』を体験してもらいたい。
そしてそんな『意図しない時間から出会えるご縁や生まれるもの』を体験してもらえたらうれしいなと思っています。
体験したことは、決して忘れない。
必要なときにきっとその人の力になってくれる。
5月のたじカフェのお知らせ
【開催日程】
・5月21日(日) 07:00~09:00 | オンライン開催
・5月30日(火) 14:00-16:00 | リアル開催!東京渋谷にあるBosch cafeにて
※途中参加・退室ご自由に
【定員】
各回、最大4名様まで
【費用】
「無料」です
【たじカフェからのお願い】
たじカフェは純粋な「人と人との繋がり」を大切にしています。
そのため相手が求めてもいないのに、勝手に自分のビジネスの宣伝や勧誘行為は一切ご遠慮ください。
この考えに共感、お守りいただける方のみご参加いただいています。
【参加方法】
以下のURL先より、ご希望の参加日程を選択し、ご連絡ください。
*参加受付フォーム*
この記事へのコメントはありません。